ゾウリムシの採取場所と採取方法

ゾウリムシを自分で採取した場合、何処で採取したら良いか、
まずは採取場所から紹介します。

 

ゾウリムシの採取場所

 

ゾウリムシの採取場所で思いつくのが、田んぼ、川などでです。

 

しかし、川は流れがあるので、居ません。
田んぼも、2~3回近所で採取を試みました。
しかし他の原生動物はいろいろ居ましたが、ゾウリムシは居ませんでした。

 

田んぼは、農薬が使われていたり、天敵のミジンコやアメーバが
存在しているのが影響しているのかもしれません。

 

そこで、おすすめなのが、下水溝での採取です。

 

下水溝での採取

 

ゾウリムシが採取できる条件は2つ

 

  • 日光が当たり、緑色の藻、コケが生えている
  • 生活排水が流れている

 

最近は、下水道の整備、側溝の暗渠化などで条件の合う
場所が減っています。

 

このコケは生えている裏がヘドロ化していて、このヘドロが有機物が多い状態です。
このヘドロ化とコケの間に、他の原生動物と一緒に混じって
ゾウリムシがいることが多いです。

 

最初は、家の前の側溝で採取しましたが、
この時も緑色のコケが生えている部分から採取しました。
その後、下水道の整備で、雨天以外では水が流れなくなりました。

 

次に、別の場所、こちらは側溝ではありませんでしたが
生活排水が流れていて、緑色のコケのがある部分から採取し
2回採取し、2回ともゾウリムシの採取に成功しています。

 

下水溝だと、土壌に存在するアメーバや、田んぼなどに存在するミジンコ
の影響が少ないので、後処理せずに済むのがメリットです。
逆に、アメーバやミジンコが存在している場合は、
採取地でキムワイプなどでアメーバやミジンコを除去しないと、
ゾウリムシが食べられてしまいます。

 

採取方法

 

採取には、100円ショップなどに売られている
20~30mlぐらいのタレビンを使います。
他の容器でも良いですが、私はタレビンを毎回使っています。

 

タレビンで、コケの生えている付近の水を採取します。
採取する水は、有機物が多く、汚いですし、匂いもあるので
スポイトなどを使っても良いです。

 

1本だと、失敗する事があるので出来たら、2~3本、採取すると良いです。

 

タレビンに入れる量は、半分から、2/3ぐらい。
満タンに入れると、持ち運び時蓋をするので、
ゾウリムシが呼吸出来ずに死んでしまいます。

 

夏場など、暑い時、タレビンが熱くなるとゾウリムシが死んでしまうので
冷たい飲み物などで保冷しておくと良いです。

 

ゾウリムシが少ない場合は、耳かき1杯ビール酵母粉末を入れておくことで
タレビンの中でも増えてくれます。

 

このタレビンの中には、ヘドロや、コケ、他の原生動物なども混じっているので
反重力走性使った単離で、汚い水と、ゾウリムシを分けます。
【参考】試験管で元の培養液からゾウリムシを単離する
採取当日に処理が出来ない場合、夜間たいらな所に置いて、蓋を開けておいてください。

 

単離しただけだと、他の原生動物も混じっているので
ゾウリムシと思われるモノを1匹掬って、それを株として培養します。
【参考】採取したモノがゾウリムシか確認する方法
【参考】1匹単離でゾウリムシを培養液から分離

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